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BtoB×編集視点で、企業と社会を橋渡しする

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※ この記事はインフォバーンソリューション部門が配信するメールマガジン「INFOBAHN MAIL MAGAZINE」から転載しています。

最近テレビを見ていても、BtoB企業のCMが増えたと思いませんか。インフォバーンでも企業向けビジネスのお問い合わせが増えています。そこにはどんな社会の変化があるのでしょう?

そして、企業向けのプロジェクトにおいて、インフォバーンだからこそ発揮できる強みはどこにあるのでしょう?

本日は、インフォバーンでコンテンツディレクターを務める森川幹人が、BtoBビジネスにおけるコミュニケーション戦略支援についてご紹介します。

社会が変動している今こそ、BtoB企業の情報発信が重要に。
クライアントと社会を橋渡しするエディトリアルの力とは

みなさまこんにちは、森川幹人です。

現在はコンテンツディレクターとして、主にBtoBビジネスのコンテンツを作っています。今回はBtoBビジネスのプロジェクトにおいて、インフォバーンの強みをどう活かしているのかご紹介します。

かつて、BtoBにおける営業と言えば、法人営業が大きな役割を果たしていました。人と人のつながりが大きな影響力を持っていたわけです。それは現在も変わりません。

ただ現在は、デジタル変革が進み、新型コロナウイルスの感染が拡大するなど、社会が大きく変動しています。そんな時代では、企業向けビジネスにおいても企業のミッション・ビジョン・バリューなど上位の価値観が重要になってきます。

その結果、企業も理念を広く発信することが求められています。しかし、BtoB企業による情報発信の支援を得意とするコンテンツ制作会社は多くありません。ビジネス形態がBtoCに比べると身近ではないため、BtoBに精通したライターや編集者が少なく、育成するのも難しいという課題があります。

編集視点でビジネスとクリエイティブを横断

その点インフォバーンには、ビジネス系出版社出身のコンテンツディレクターが複数在籍しています。より重要なことは、クライアント企業と長期にわたる関係を築き、より上位のコミュニケーション戦略を構築していくプロジェクトが多いため、そのなかでビジネスマインドについて学ぶ機会を得たディレクターが多くいることでしょう。

最近は、デザインシンキング、アートシンキング、エディトリアルシンキングなど、ビジネスにおいてもクリエイティブな視点や思考の重要性が高まっています。インフォバーンには、プライベートでも趣味に熱心に取り組む社員が多くいます。私も編集者・ライターとして古巣であるTRANSITの編集に携わっており、プライベートでも年に1度は海外への旅をするよう心がけています。

そういった環境があるゆえに、弊社のコンテンツディレクターはビジネスとクリエイティブを横断するような思考を育みやすいのだと思います。

インフォバーンはとりわけエディトリアルシンキングを大切にしていて、編集者出身のコンテンツディレクターも多くいます。そのため、従来とは異なる発想でビジネスについて考えたり、メタ視点でプロジェクトを見つめたりすることに慣れており、クライアント企業に寄り添ったコンテンツ作りができるのだと思います。

デジタルで企業と社会の架け橋に

私が担当している仕事に、2年ほど前にスタートしたIndeed Japan様の「Owned Media Recruiting」プロジェクトがあります。採用をめぐる社会の変化を見据え、自社主体で情報を発信して求める人材を獲得していく、という考え方を社会に広めてきました。

最近になって、多くの企業が採用のための情報発信により注力したり、コロナ禍の影響もあってジョブ型雇用がトレンドワードになったりするのを見ていると、このプロジェクトが社会の変化とともに大きくなってきたのだと実感します。

本プロジェクトでは、Owned Media Recruitingを広めるために企業の人事担当者を招待したイベントを開催したり、採用のための情報発信をしている企業を取材してコンテンツを作ったりするなかで、アカウントプランナー、ウェブディレクター、コンテンツディレクターがチームになり、一気通貫でプロジェクトを推進してきました。

チーム全員が、エディトリアルシンキングを共有しているがゆえに、クライアントと社会の接点となるコミュニケーションが実践できたのではないかと思います。

今後、デジタル変革によって社会やビジネスのあり方が大きく変わっていくなかで、クライアントと社会の架け橋となるようなプロジェクトに取り組んでいきたいと考えています。

森川幹人

コンテンツディレクター

トラベルカルチャー雑誌TRANSITの編集者、週刊ダイヤモンドの記者などをて、インフォバーンへ参画。カルチャーとビジネスを行き来する視点を持ちながら、エディトリアルシンキングを用いてクライアント企業のコミュニケーション戦略を支援している。