イノベーションにおける正当性のデザインと、サービスデザインにおけるアダプション・デザイン
また勝手なことを書きます。
ぼくたちのデザインチーム「INFOBAHN DESIGN LAB.(IDL)」では、日頃いろいろな企業・機関からご依頼を頂いて製品やサービス、そして事業そのもののデザインを支援することを生業にしています。
特にここ5年ほどは貴重なご縁に恵まれ、企業内において新規事業をつくり出す取り組み(いわゆる「企業内企業家育成プログラム」や「コーポレート・アクセラレーション・プログラム」と呼ばれる類のもの)を支援する機会が急増しているのですが、これは企業(特に成熟産業を擁する大企業)にとって
既存事業・産業が成熟化する中で次の一手を見い出すことに苦心されていることや、自社の事業を取り巻く環境がDXに象徴される社会のデジタル化によって大きく急変する中で事業の再構成(リフレーミング)を余儀なくされる、という状況の現れでもあるでしょう。