関西学院大学の学生がインフォバーンにやってきた!
こんにちは。新卒採用担当の田汲(タクミ)と申します。
9月6日(木)に関西学院大学・鈴木ゼミの学生24名がワークショップ体験にやってきてくれました。鈴木謙介准教授は通称チャーリー。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」のパーソナリティを務めているので、ご存知の方も多いと思います。そんな鈴木教授のゼミでは、ゼミ合宿の一環として、毎年さまざまな企業を回っているとのこと。今年はその中のひとつにインフォバーンを選んでくださいました。
ありがとうございます!
今回はその内容をダイジェストでお届けいたします。
IDLヌワンダが語る、デザインシンキング
インフォバーングループの事業内容について説明の後、IDL(INFOBAHN DESIGN LAB.)のイノベーションカタリスト野坂(愛称ヌワンダ)による講演から始まりました。
「イノベーションとはそもそもなんなのか」、「イノベーションを起こすためにはどう考えたらよいのか」など一見難しそうなテーマで話が進みます。ですが、わかりやすい事例とネイティブの関西弁で学生さんたちは終始和やかな雰囲気で話を聞き入っておりました。
未来のキッチンってなんだろう?
ここからは学生の皆さんに頭を使っていただく時間です。
さきほどヌワンダから聞いたイノベーションやデザイン思考の話を思い出しながら、「未来のキッチン」に関するアイデアを膨らませていく学生の皆さん。これには正解なんてありません。
「お母さんの味を再現できるようなキッチン」
「ジュースが出てくる蛇口がある」
「キッチンがなくなる」
など、個性あふれるアイデアが次々と出ておりました。
デザイン思考の実例としてKITchen.を紹介
続いて、IDLのエンジニア・可児によるKITchen.の紹介。
KITchen.は「食」というテーマを軸に、「生産/流通/料理/食事」それぞれのプロセスにおける課題の発見と解決を図るための共創プロジェクト。「未来の料理体験」をテーマに、情報インタフェースと新しい体験デザインについて研究開発を進めていて、今回は学生さんたちにその一部を体験してもらいました。(KITchen.の詳細はこちら)
パンケーキを作ってみよう!
ここでは各種センサーと料理用ビジュアル言語を用いたインターフェイスにより、初めての料理でも、誰もがスムーズに楽しく作ることができます。実際にパンケーキを作ってみると、学生の皆さんから大きな歓声があがりました。
クリエイティブフェロー・木継による「デザイン」とは
みんなお待ちかねの昼食です。ですが、我々インフォバーンはそんな時でも一切手抜きなし!!
昼食の時間もクリエイティブフェローの木継が「デザインでできること」について語ります。
デザインといっても、学生さんが想像しているポスターやプロダクトデザインなど、いわゆる2次元のデザインとは異なります。社会課題を解決する、ソーシャルデザインです。
インフォバーンが社会課題や地域の課題に対してどのようなアプローチをしているのか、地方創生などの事例を出しながら話は展開していきました。
終始、「デザイン」について考えさせられた今回のワークショップ。
会社見学を終えた皆さんに実施したアンケートでは
「モノをデザインするだけでなく、社会や人の行動をデザインするという話がすごく面白かったです」 「デザインとはどういうものかについて絵を描くだけではなくて暮らしもデザインできるということを教えて頂けて、視野が広がりました」
など、学生さんのなかにある「デザイン」の概念が変わったようでした。
最後に、今回のワークショップの全体設計をしたヌワンダより一言 「学生のみなさんに『イノベーション』や『デザイン』についてお話しをするのは、自分自身の思考の整理にもなってすごく楽しいです。今回も多くの人のデザインの認識が広がったようで良かったです。
セッションの最後に『ファーストペンギン』の話をさせていただきました。最初に飛び込むヤツだけがクールなんじゃない。適材適所それぞれに役割と仕事がある。だからこそ、より大切なのは“何をするか”ではなくて“誰とするか”ってこと。これから採用活動の面接でやたらと『あなた誰?』って訊かれるけど、『お前こそ誰やねん!』と問い返してほしい。その人と働きたいか?って判断基準を持ってほしい。そんな思いをメッセージに込めました。
なにはともあれ、学生のみなさんとのセッションは、いつも自らの<オワコンまっしぐら>を意識させてくれて勉強になります。イノベーションの潤滑油となるべく、世界の片隅で地べたを這いずりたいと思います。」
関西学院大学鈴木ゼミの皆さん、ありがとうございました。来年もお待ちしております。
ほかの大学もウェルカムです! 大学関係者の方、ご連絡お待ちしております〜♪