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習慣をデザインする7つのヒント:IDLのR&Dプロジェクト「Mr.Habit」 pt.1

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「誰かの行動を変える」ことは、デザイナーにとって、単にイロ、モノ、カタチとして綺麗なものをつくるだけではない、他者や社会との接点をより強く持てる面白さがあると感じています。

3年ほど前、僕が所属するIDL[INFOBAHN DESIGN LAB.](以下、IDL)で実施したR&Dプロジェクト「Mr. Habit」は、「どうすれば持続的かつ自律的な行動(≒習慣)を促すことができるか?」を探る取り組みでした。

これから複数回に分けて、プロジェクトを振り返りながら、「習慣をデザインする」上で得た知見と視点を紹介したいと思います。

今回は、プロジェクトの初期段階でのリサーチと、そこで得た習慣形成のヒントについてお話しします。

目次

  • プロジェクトが目指したこと
  • なぜ習慣に着目したのか
  • デスクリサーチでマクロな視点を得る
  • 習慣形成の7つのヒント
    1. 二重過程理論(Dual Process Theory)
    2. 行動分析学(Behavior Analysis)
    3. 自己決定理論(Self-Determination Theory)
    4. フォッグ式消費者行動モデル(B=MAT Model)
    5. 行動グリッド(Behavior Grid)
    6. フックモデル(HOOK model)
    7. ナッジ理論(Nudge Theory)
  • 仮説モデルの構築、そして次のステップへ
  • 次回予告
  • おまけ:「Mr. HABIT」という名前

IDLのIDx | IDL magazine(note)へ続く…

岩崎祐貴

Designer

大学卒業後、2012年にアルバイトとしてインフォバーンへ入社。コンテンツ制作アシスタント、自社アプリサービスの開発および運用、エディトリアルデザイン、Webデザイン、VI開発などを経験した後、IDLへ参加。ビジュアルデザインを軸に持ちつつ、デザインリサーチやサービスデザインに取り組んでいる。やかましい音楽と文字が好き。