[レポート] 問題解決から始めないイノベーションアプローチ(コンセプト編)
世界的な感染症流行により、未来の不確実性をますます強く感じる今。そんな時代において、目の前にある課題の解決のみにフォーカスするだけでなく、「新しい問題(課題)」を生み出すことも求められています。2020年6月3日に開催された株式会社SEEDATAとIDL [INFOBAHN DESIGN LAB.](以下、IDL)の共催オンラインセミナーから、そのヒントを掴んでみましょう。
問題解決から新しい「意味」の提案へ
「デザイン実務家として、デザインリサーチやデザイン教育におよそ20年関わってきたなかで、ここ3年〜5年テーマに大きな変化が出てきました。今日はその中で考えていることを皆さんと一緒に議論できればと思います」と、自身の課題感からトークをスタートしたIDL マネージングディレクターの井登友一。