2014年「インフォバーン総研」人気記事ランキングBEST10
2014年も残すところわずかとなりましたね。コンテンツ開発ユニットの張替です。
「インフォバーン総研」は本年度、全部で68本の記事を更新してまいりました。記事を振り返ってみると、メディア情勢や広告のあり方、マーケティングの手法、新技術の登場など話題は多岐に渡り、1年を通して業界が次々と変容していく様子が見て取れます。
そんな1年において、もっとも読まれた記事BEST10をご紹介します。
10位
生活者も気づいていない本質的ニーズを引き出す「デプスインタビュー10の心得
マーケターの基本として、生活者のニーズを考えなければなりません。しかし生活者は「ニーズを正しく語れるプロ」ではなく、言葉以外の要素から読み取る必要があります。そこで生活者が語らない本質的なニーズを引き出すのが「デプスインタビュー」。
「ニーズを引き出す」というキーワードから多く読まれたインフォバーン京都支社長・井登友一の記事でした。
9位
“難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く”。作家の故・井上ひさし氏の言葉ですが、この言葉はコンテンツを作るコツでもあるのです。でも、実践するのはなかなか難しいですね。
コンテンツ開発ユニット長・成田幸久が、情報氾濫期に読まれるコンテンツづくりのポイントを説きます。
8位
新しい広告の形ネイティブアドと、オーディエンスデータを使ったコンテンツディストリビューション手法
「Publish Asia」に登壇した代表取締役CEO・今田素子の記事。
アドテクノロジーの台頭によってディスプレイ広告の価値が変わりつつあります。オーディエンスが読みたい・見たい形で広告を届けるネイティブアド。価値あるコンテンツを効果的に届けるために進化するメディアビジネスにフォーカスした内容でした。
7位
バーチャル空間で何ができる? 「オキュラスリフト」マーケティング最新5事例
きました未来。コンテンツ開発ユニットの小林実央が手がけた、仮想現実を体験できるヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラスリフト)」の記事が8位です。
Facebookが20億ドルで買収したことでも話題となったOculus社の新デバイス。「オキュラスリフト」×「体験」「将来」「最新」など、期待度の高さが見てとれるワードでの検索流入が多く見られました。バーチャル空間を使って“体験”をさせるマーケティングが新たな価値を生むかもしれませんね。
6位
新潮流は超シンプル! Webメディアサイトにおける4つの「デザイン」トレンド
「スマホ レイアウト」や「UI トレンド」などの検索ワードから見て、おそらくデザイナーであろう人たちの流入が多くありました。
すでにスマホ検索が主流になっている今、Webデザインの流行もそれに沿ったものになりつつあるんですね。Webデザインの今を解説するアートディレクター・上野菜美子の記事でした。
5位
超A級のスナイパー・ゴルゴ13も実践する、“顧客の見極め方”。無駄なコストを抑え、効率よくコンテンツマーケティングを行うための手引きについて、成田が執筆しました。
漫画の原作に関する検索ワード「ミサイル防衛 ゴルゴ」など、思わぬ角度からの読者もいたようですが、ともあれ『ゴルゴ13』読者を楽しませ、そうでない人でも分かりやすい記事となっています。
4位
オウンドメディアの空気を決める、4つの「インタビュー文体」活用方法
なんて親切な記事なんでしょう。「一人語り」「質疑応答」「対談」など、インタビューの文体をスタイルごとにまとめられており、かなり実用的です。
ビュー数の伸び値・外部からの流入などからみて、多くの方の役に立った記事となったようです。こちらはコンテンツ開発ユニット・長田真の記事でした。
3位
大企業の「Tumblr」を用いたコンテンツマーケティング5事例
Tumblrが気になるマーケターも多いようで、ビュー数が非常によく伸びている本記事。これもコンテンツ開発ユニットの高田梨佳が執筆しています。
「若者に人気のコンテンツ」「企業のマーケティング」というキーワードでよく検索されており、今後Tumblrを利用したオウンドメディアやコンテンツマーケティングはますます増えていくかもしれません。
2位
コンテンツ開発ユニット長であり恋愛マスターである成田による記事。マーケティングに関する記事にもかかわらず、「恋愛に効く」「片思い」など女子力の高い検索流入が多数。
成田は言います。“ペルソナ設定とは、「恋愛」というステージで「筋道」を考えながら、好きな人とお互いのゴールを模索していくために必要な初期設定なのです”
1位
2位にダブルスコアをつけてのビュー数になりました。代表取締役CEO・今田素子の記事。
「ネイティブアド」というキーワードは2014年のコンテンツマーケティングを象徴すると言っても良いでしょう。実は、まだまだ定義があいまいで、生まれたてのメディアビジネスの手法ではありますが、オーディエンス視点の価値のある広告を提供できるとして、メディアの信頼も獲得できうる有力な手段です。
いかがだったでしょうか? 情報氾濫の時世を受け、オーディエンスに寄り添うようなマーケティングの手法やサービスの記事が多く見られました。
2014年度のテーマとして掲げた「ブランデッドコンテンツ」と「ネイティブアド」ですが、これを受けて今年は「BrandTalk」というサービスが登場しました。このサービスはブランディングを目的とし、今後コンテンツディストリビューションをする上で、重要な役目を果たしていくことになります。
2015年も「インフォバーン総研」では、さまざまなアプローチでコンテンツマーケティング情報や役立つノウハウなどをみなさまへお届けしてまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。