これからの企業にとって「デザイン」は、R&D活動の一環になる。企業や新規事業の価値創出を中長期的に支援するIDL、二つの新規サービスを開始
株式会社インフォバーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:今田素子/代表取締役 CVO:小林弘人)のデザインコンサルティングおよびUX/サービスデザイン事業部であるIDL [INFOBAHN DESIGN LAB.](以下、IDL)は、企業や新規事業の永続的な価値創出を支援する二つの新規サービス「Making & Meaning」と「Critical Story Making」を開始いたしました。また、あわせて、IDLの目指す方向性や実績をまとめたポートフォリオをアップデートいたしました。
■IDLの考える、企業にとっての「デザイン」の役割
近年、企業にとってのデザインの役割は拡張し、サプライチェーンを構成するプロセスの一部にとどまらず、企業(製品・サービスや事業)の根底的な価値を意味づけるものとなりました。それはつまり、中長期スパンで継続的に基礎研究が行われ、応用研究がなされたうえで個別の製品やサービス開発に落とし込まれていく、企業の永続的価値創出活動にとって最も重要な「R&D(研究開発)」活動として位置づけられるべき行為であるといえます。
IDLではこのようにデザインをR&D活動そのものとして扱うコンセプトを「Design as R&D(DRD)」と定義しました。新規事業や新規の製品・サービスの開発において、重要に扱うべきデザインテーマ(研究課題)の探索から新しい「意味」のデザイン、個別の製品・サービスへの展開までを、Proof of Vision(PoV)、Proof of Concept(PoC)、Proof of Business(PoB)の三つのステージを経て、継続的かつホリスティックに支援していきます。
■新規サービス「Making & Meaning」「Critical Story Making」について
今回IDLは、新規事業や新規製品・サービスを開発する上で必要となるデザインプロセスを支援する二つの新規サービスを開始しました。ワークショップとメンタリングを通した新規事業創出のためのデザインイノベーション支援を行う「Making & Meaning」と、文章を書くという行為に根ざし、仮説を批判的に捉え直すことを支援する「Critical Story Making」です。
1. Making & Meaning
[概要]
新規サービスの事業化を目指すうえで不可欠となる、「サービスの仮説形成→プロトタイプを通した仮説の具現化→仮説検証」 のサイクルを、想定ユーザーと伴走しながら高速かつ高頻度に推進するサービスデザインの手法を利用した事業開発方法を提供します。
起案者自ら手を動かしながら起案サービスに対する意味を問い直し、多角的な視点から批判的に磨き込まれたコンセプトを開発。新たな事業機会を生み出します。
[対象となる人]
‒ デザイナー視点から新規事業開発を行いたい方
‒ イントレプレナー育成プログラムを実践、推進したい方
2. Critical Story Making
[概要]
Design as R&Dの具体的実践手段として提案するプログラムがCritical Story Making(以下CSM)です。新規事業や新規の製品・サービスの開発にあたり、過去の延長線上になく、過去の文脈とは切り離された新しい視点を探索する手段を提供します。
このプログラムは、多くの人が慣れ親しんでいる「文章を書く」という創作行為に根ざしています。仮説として考えているアイデアを文字に落とし込む作業を通じて、その仮説そのものを批判的に捉え直すことを支援します。これから始めようとする新規事業の出発点探しとして、またはビジョンづくりのプロセスとして、ユニークな文脈、切り口を生み出します。
[対象となる人]
‒ 新規事業や新規の製品・サービスを企画している方
‒ ストーリーメイキング手法に興味のある方
わたしたちIDLは、今ここにある当たり前を批評的にリフレームし、まだどこにもない新たな価値の探索者となり、人々の価値観や生活習慣を揺さぶる議論を巻き起こす「Troublemaker」として、パートナーや企業と自律的な関係を築きながら、理想とする未来の姿を描いていきます。
上記の新規サービス、およびIDLの現在の佇まいを表した最新のポートフォリオについてご関心のある方は、以下ダウンロードフォームより資料をご覧いただけます。
<資料ダウンロードフォーム>
https://7795541.hs-sites.com/service-doc
<資料イメージ>
■IDL [INFOBAHN DESIGN LAB.]について
IDLは生活者を取り巻くサービス、プロダクト、そして私たちの生活から切り離せないソー シャルイシューに対して、デザインの力で対処していくデザインコレクティブです。 様々なバックグランドを持つ、ストラテジスト、デザイナー、デザインエンジニアが集まり、 パートナーや企業と自律的な関係を築きながら、重要に扱うべきイシューの探索を拠り所 に、理想とする未来の姿を描いていきます。
https://www.infobahn.co.jp/idl/
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Email: idl[a]infobahn.co.jp
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