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インフォバーンが事務局を務める、経済産業省主催「みらいのファッション人材育成プログラム」最終成果発表会を開催

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経済産業省が主催し、株式会社インフォバーンが事務局を務める「みらいのファッション人材育成プログラム」の最終成果発表会を、2025年1月17日には京都で、2月1日には東京で開催いたします。

「みらいのファッション人材育成プログラム」最終成果発表会

「みらいのファッション人材育成プログラム」とは、次世代ファッションクリエイターの育成を目的に、経済産業省が主催する補助事業です。2024年度から開始した本プログラムでは、これからのファッション産業を牽引する五組の事業者を公募により採択し、育成および事業化支援を行ってきました。

▼「みらいのファッション人材育成プログラム」公式サイト
https://miraino.fashion
▼「みらいのファッション人材育成プログラム」事務局note
https://note.com/miraino_fashion/

このたび開催する最終成果発表会では、プログラムに採択された五組の事業者が、持続可能なサプライチェーンのアップデートにつながる事業創出に向けて進めてきた取り組みの成果を発表します。会場には、成果物やプロトタイプの展示エリアを設け、各事業者に直接コミュニケーションできる時間も用意しています。

▼参考記事(中間発表レポート)
https://note.com/miraino_fashion/n/n20f116d5f3ee

開催概要

京都および東京で2回の開催を予定しています(発表する内容は同じものです)。

◇京都開催について

日時:2025年​​1月17日(金)10:00-14:30
場所:QUESTION 7階 Creative Commons(京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)
参加費:無料
詳細・お申込み先(Peatix):https://mirainofashion20250117.peatix.com/

◇東京開催について

日時:2025年2月1日(土)13:00-18:00
場所:東京大学 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングシアター/福武ラーニングスタジオ(東京都文京区本郷7丁目3 情報学環・福武ホール)
※東京開催ではオンライン配信も実施
参加費:無料
詳細・お申込み先(Peatix):https://mirainofashion20250201.peatix.com/

事業者の紹介

環境負荷問題、情報技術との連携、地域資源の利活用および海外需要の獲得、高付加価値化等、現在のファッション産業はさまざまな課題を抱えています。こうした現状に対して、製品を消費、廃棄する従来のサプライチェーンから、持続可能なサプライチェーンへのアップデートが求められています。

そのなかで「みらいのファッション人材育成プログラム」では、望ましいファッション産業の未来をつくっていくために必要な人材、特にアート・デジタル・ライフサイクルの分野における人材の育成を目的に、下記の五組の事業者を採択し、1年間にわたり教育機会の提供、および事業化支援を行ってきました。

◇株式会社メタクロシス

「デジタルマネキンAuinの開発」
3Dモデルの活用が広がるなか、3DCGの衣服を着用させ小売向けに活用できるマネキンの選択肢が少ない現状に対し、デジタルマネキン「Auin」を開発し、普及させることを目指します。期間中、「Auin」を用いた演出例の制作と発信や、「Auin」を用いたデモアプリの作成、3Dプリントを活用したマネキン製作などに取り組みます。
事業者HP:https://metachrosys.com/

◇株式会社ワコール

「立体メルトブロー法による単一素材アイテムの展開」
これまでブラジャーのカップ部などに採用されていた立体物を直接的に作製する独自技法「立体メルトブロー法」を用いて、単一素材でジャケットやパンツ等のアイテムを作製します。将来的に他社と協力し、技術と社会課題解決の可能性を探ることを目指し、事業を推進します。
事業者HP:https://www.wacoal.jp/

◇JR西日本SC開発株式会社

「商業施設を起点としたサーキュラーエコノミーモデルの構築について」
衣料品廃棄物の削減に向けて、商業施設が回収拠点となり、様々なステークホルダーと協業し、購買から回収・再活用までの一連の流れを設計します。回収した衣料品は複数の再活用のループを併用することでサーキュラーエコノミー型社会モデルを構築し、消費者・テナント事業者の意識を変え、社会課題の解決に取り組みます。
事業者HP:https://jrwsc.co.jp/

◇Synflux株式会社

「ゼロウェイストファッション事業におけるLCA評価導入調査事業」
ファッション産業の廃棄問題の解決に向け、Synfluxの環境配慮事業にLCA評価手法(ライフサイクルアセスメント)を導入すること、及び得られた知見を日本国内のファッション事業従事者と共有することを目指します。具体的には、Synfluxの提供する「Algorithmic Couture®※」の事業推進のため、環境配慮事業の効果を定量的に評価・改善する方法論として、LCA評価手法の確立と応用可能性の探求を進め、知見を共有するための会議を開催し、レポートを公開します。
※ファッションデザインの過程における廃棄を最小化するため、AI(人工知能)を活用した新しいパターンメイキングのシステム
事業者HP:https://synflux.io/

◇MAI SUZKI

「伝統工藝『組子』×デジタルファブリケーションの融合による循環型・ウェアラブル新素地の開発」
伝統的な木工技術「組子」を3Dモデル化し、デジタルアーカイブすることにより技術を保存します。さらにデジタルファブリケーションを活用した新たな「組子」の製造方法を見出し、再構築可能で柔軟性のあるウェアラブル素地の開発を目指します。
事業者HP:https://nama-iki.com/


持続可能なファッション産業に向けたアクションを検討中の企業や、採択事業者との事業連携にご興味をお持ちの方はぜひお申し込みください。

【本件に関するお問い合わせ先】
「みらいのファッション人材育成プログラム」に関するお問い合わせは、下記の公式サイト「お問い合わせ」フォームよりお寄せください。
https://miraino.fashion/form_Inquiry