顧客の理想的なストーリーを描き、自らと周囲の行動変容を加速させるプログラム
企業の社会における存在目的である「パーパス」を策定する企業が急増しています。しかしながら、現業を持つ個々の社員レベルには抽象的であり、理解と共感を得られるものにはなりづらいのが実情です。
そこで、全社のパーパスを念頭に置きつつ自身や組織のコミットメントを浮かび上がらせ、一人ひとりの行動変容を加速させていくのが本プログラムです。
誰でも簡単に扱える“Critical Story Making”という独自のデザインアプローチを用いて、顧客の理想的な世界をストーリーで描き出し、その実現のために必要となる自らのアクションを導きだします。
さらに、それらが絵に描いた餅で終わらぬよう、部門を超えてリフレクションを行い、優先度の高いコミットメントを相互に紐づけ、プログラム後の実行力を高めます。また定期的に進捗を確認しながら、自律的な動きが加速されるようサポートも行っています。
自己定義したアクションが進むにつれ組織内の価値提案も活発になり、創発的な組織文化が醸成されるきっかけをつくり出します。
フォーカスする視点と領域
ワークショップを通じて企業が「顧客に提案すべき価値」「社会から期待されていること」「全社パーパスをふまえたミドルマネジメント個人のパーパス」に焦点を当て、3つの領域が交差する「マイ・コミットメント」を発見します。
自らのコミットメントを引き出すための視点
ふだん定常化している「企業視点の世界」から、具体的な「顧客視点の世界」を起点としたリアリティのある世界観を描き出すのがポイント。そこから最終的に「自分視点の世界」へと視点を移行させていくことで、抽象的で捉えづらい世界を徐々に現実的なものとして浮かび上がらせていくアプローチです。