カンロ株式会社の中期経営計画説明資料のアートディレクションおよびデザインを担当

「中期経営計画のスライドをデザインして欲しい」

カンロ株式会社（以下、カンロ）は菓子、食品の製造および販売を手掛ける、創業から100年以上の歴史がある企業です。カンロ飴、ピュレグミ、金のミルク、といった商品ブランドの製造および販売を手掛けていることでも知られています。

カンロとインフォバーンは、2024年2月から複数の部門横断によるCXコアチームを結成し、定常的にCX推進の支援を行っています。

2022年に策定されたパーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」を表現するパーパスビジュアルのリニューアルをご相談頂き、パーパスビジュアルのリニューアルだけでなく、パーパスの世界観が表現された動画とCM用の動画を制作させて頂きました。（詳細はこちら）

パーパスビジュアルというコーポレートブランドに関わるクリエイティブを制作した実績を評価頂き、カンロから「2025年2月に発表する中期経営計画のスライドをデザインして欲しい」とご相談頂き、本プロジェクトがスタートしました。

中期経営計画で伝えたいことを理解し、デザインに反映

本プロジェクトは、カンロが中期経営計画で伝えたいことを理解することからスタートしました。

幸いインフォバーンは2024年2月から定期的にカンロとの対話の機会を設けていましたので、定期的に共有頂いた情報とカンロ側で制作中のスライドを踏まえて、中期経営計画で伝えたいブランドイメージと伝えたい情報を踏まえ、スライドのカラー、フォント、スライドのテンプレートパターン、必要なイラストの点数といった要素を一つずつ決定していくことができました。

役割を明確に分け、都度情報を共有しつつ進行

本プロジェクトでは、カンロがスライド制作および情報反映を、インフォバーンはデザインとイラスト制作を担当ということで、双方役割を明確に分けたうえで、2社間で進捗状況や更新状況を共有しつつ進めていく方法を選択しました。

アップデートされるたびに都度対応する進め方となりましたが、カンロ側で丁寧に情報を集約して共有頂けたことで、進行中に大きな変更は発生せず、中期経営計画という資料の制作としては、スムーズに制作を進めることができました。

また、イラストレーターの選定にあたっては、カンロ社内のワークショップにオンラインで参加させて頂くなど、事前に共有頂いた情報をもとに選定。中期経営計画で打ち出したいブランドイメージに最適なイラストレーターを選定し、スライドに反映させました。

なお、スライド内には以前インフォバーンが制作した「パーパスビジュアル」が使われています。

今後社員向けにもフォーマットとして展開予定

2025年2月に行われたカンロ株式会社の決算発表会のタイミングで中期経営計画も発表。メディアにも取り上げられて、カンロの新たに進む方向性を理解頂く手助けをすることができました。（詳細はこちら ）。スライドのデザインも好評で、今後カンロ社員向けにもフォーマットとして展開される予定です。

インフォバーンでは、引き続きカンロの企業文化の醸成をデザインやコンテンツの力を使ってサポートしていきます。

カンロ株式会社 経営企画本部 経営企画部 兼 コア事業本部 グローバル事業部
宝本 茉侑 様